企画調整課 鈴木建人

プロフィール 

氏名 鈴木 建人(すずき けんと Kento SUZUKI)
所属等 企画調整課 技師(文化振興課兼務)
専門分野 日本宗教学(神社史・祭礼史)
関連リンク researchmap

研究テーマ

  • 房総の寺社祭礼に関する研究(地域研究課題)
  • 信仰習俗にあらわれる器物と神性(普遍研究課題)

 

研究内容 

千葉県内で現在も行われているお祭りや年中行事などの信仰習俗に着目し、お祭りの構造や信仰の在り方について、時代ごとの変化と継続性に関する研究を行っています。
特に信仰習俗の中で用いられる「器物=モノ」がどのように語られ、信仰そのものに影響を与えたのかを調べています。

 

研究成果

・館山市鶴谷八幡宮に伝わる縁起書(由緒書)が、17世紀半ば以降に成立し、後世に編集・改変された可能性が高いことを示しました。「安房国総社鶴谷八幡宮蔵「縁起」に関する一考察ー大永五年年紀と近世初期の地名変遷からー」(千葉県立中央博物館研究報告17巻1号,2024,単著)
・江戸時代後期の房総半島で生まれた漁師の晴れ着「万祝」に関する調査研究の成果を、千葉県立中央博物館令和6年度特別展「万祝博覧会ー海をまとうー」で展示しました。(2025,主担当)
・1917年の夏、九十九里町に滞在していた文豪 徳冨蘆花が目撃した変形太陽に関する記述を発見し、それが上位蜃気楼であった可能性が高いことを示しました。「文豪 徳冨蘆花も見た九十九里浜の変形太陽」(千葉県立中央博物館研究報告18巻1号,2026,共著)

 

メッセージ

「分からない」が「分かる」になると嬉しいですよね。
「分かった!」という瞬間のワクワクと、それを誰かに伝えるときのウキウキが、私の研究の原動力です。博物館にはみなさんの「分かった!」を手伝ってくれる研究員がたくさんいます。遠慮せず、どんどん質問してください。神社やお祭りのことならお任せを!