プロフィール
氏名 | 小川 宏和(おがわ ひろかず) |
所属等 | 大利根分館 研究員 |
専門分野 | 日本古代史(飛鳥・奈良・平安時代) |
研究テーマ
- 古代房総の特産品に関する研究(地域研究課題)
- 日本古代の物質文化(普遍研究課題)
研究内容
日本古代を対象として、漁撈などの生産技術、道具と身体の関係、物がもつ象徴性について研究しています。古代房総関係では、朝廷に貢納された特産品の生産と消費の実態について調査しています。
研究成果
論文「『延喜式』の韓櫃に関する覚書 ー収納から運搬までの使用法を中心としてー」(『国立歴史民俗博物館研究報告』244、2024年)、分担執筆『日本書紀の成立と伝来』(雄山閣 2024年、[論文]古代の鵜飼と贄)、資料紹介「『延喜式』巻三九の写本系統と「内膳司」本文校訂(稿)」(『国立歴史民俗博物館研究報告』219 2022年)、論文「古代の苞苴 ーアラマキ・ツトの機能ー」(『民具マンスリー』53-10 2021年)など。
メッセージ
古代の人々は、現代人にとって取るに足らない素朴な物事にも、重要な意味や価値を見出していました。こうした「異文化」との出会いを大切にしながら、研究に取り組んでいます。