これまで当館で刊行した地学関係の資料集をご紹介します。
鍵層集
B5判 ※在庫なし(バックナンバーは中央博物館にて無料で閲覧できます)
「鍵層(かぎそう)」とは、離れた場所の地層を対比する際に目印となる地層のことです。房総半島をつくる地層の中には特徴的な凝灰岩層が多数挟まれ、鍵層として非常に役立っています。これらは系統的に記号や番号が付され、まさに地層につけられた目盛りです。当館では、これらの凝灰岩鍵層を野外でだれでも簡単に確認できるよう、各鍵層の露出地点の地図、特徴、写真などを掲載したカタログを作成しました。
それが、この『鍵層集』です。
<目次>
■上総層群(仮)鍵層集 1986年版 ■上総層群上部鍵層集 1987年版 ■上総層群下部・安房層群(仮)鍵層集 1988年版 以上、千葉県教育委員会発行 ■上総層群下部鍵層集 1990年版 |
■三浦層群上部鍵層集 I 1994年版 ■三浦層群上部鍵層集 II 1995年版 ■三浦層群下部鍵層集 I 1996年版 ■三浦層群下部鍵層集 II 1997年版 ■千倉・豊房層群鍵層集 1998年版 以上,千葉県立中央博物館発行 |
千葉県の鉱物
2000年 B5判 38ページ ※在庫なし(バックナンバーは中央博物館にて無料で閲覧できます)
平成11年度末までに当館に収蔵された千葉県産の鉱物標本について、その全リストを収録し、野外での産出状況および分布について解説しています。
房総半島三浦層群千畑層の板鰓類化石
2020年 A4判 20ページ
鋸南町を中心に分布する三浦層群千畑層は、多様な板鰓類(サメ・エイ類)の化石が産出することで知られ、これまでに多くの学術的研究が蓄積されてきました。千葉県立中央博物館の常設展示においても、多数の板鰓類の歯の化石を紹介しています。
本資料集は、当館の所蔵する標本を中心として、多数のカラー写真を掲載し、千畑層の板鰓類化石の概要を紹介するものです。
房総半島三浦層群千畑層の板鰓類化石(6MB)(PDF文書)