明治6年(1873)に上京し、父の友人だった思想家、西村茂樹に英学(英語を中心とした洋学)を学びますが、洋画への思いが強く、周囲の反対を押し切って明治9年(1876)から国澤新九郎(くにさわ しんくろう)の画塾彰技堂に入門し、初めて洋画を学びます。 次いで同年、我が国で初めて創設された官立の美術学校、工部美術学校画学科に入学してイタリア人教師のフォンタネージに師事し、本格的な美術教育を受けました。師の作風の影響を最もよく受け継いだのは浅井だと言われています。
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