千葉県立美術館 | ギャラリー | 洋画 | 浅井忠の肖像

6.滞欧時代

活動

明治31年(1898)に、東京美術学校教授として任命されましたが、翌年、パリ万国博覧会の鑑査官をとして、西洋画研究のため文部省から2年間のフランス留学を命じられて33年(1900)に渡仏します。フランスでは、印象派などの作品や当時、全盛期だったアールヌーヴォーの運動に触れるとともに、パリ郊外のフォンテンブローやグレーで多くの名作を描きました。その滞在期間はわずか2年余りでしたが、浅井の絶頂期といえる水彩画の秀作の数々は、この時代に生まれています。

主な収蔵品


◯パリ公園

◯農婦

◯洋上の夕日
◯男性裸像
◯フォンテンブローの森
◯欧州市場風俗
◯欧州日記・附巴里日記(研)
◯自筆絵葉書(研)
◯フォンテンブローの夕景
※画像をクリックすると拡大してご覧いただけます。
※(研)とあるのは研究資料です。

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