約3000万年前の地層中の生痕化石内部に保存された放散虫化石(2024.3.29)

[担当:菊川 照英]

種子島に分布する約3000万年前の地層中の生痕化石を詳細に研究した結果、①その内部の特定部位に珪質微化石が集中して保存されていること、②生痕化石内部の方が外部よりも微化石の保存状態が良好なこと、③微化石が生痕化石形成過程で内部に取り込まれた結果、保存状態を悪化させる要因から保護された、ということが新たに分かりました。
本研究の成果は2024年1月16日に国際学術誌「Revue de Micropaléontologie」にオンライン公開されました。
詳しくはこちら