日本列島最古のカワシンジュガイ化石を発見 〜白亜紀のイシガイ類二枚貝の分類と生息環境について〜(2025.10.29 )

[担当:伊左治 鎭司]

中生代白亜紀の地層「手取層群」から産出する2種類のイシガイ類二枚貝化石について分類学的な再検討を行い、Margaritifera ogamigoensisNakamuranaia kagaensisを記載しました。この2種は、河川の氾濫原堆積物から産出し、Margaritiferaは流れの速い河川に生息し、Nakamuranaiaは三日月湖のような湖沼に生息していたと考えられます。

この研究成果は、2025926日に日本古生物学会誌「Paleontological Research」にてオンライン公開されました。

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