身につけるどうぐいちらん
なにをするために身(み)につける道具かわかりますか?
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江戸時代(えどじだい)には、着るものは身分によってざいしつや形などにせいげんがありました。それが明治時代(めいじじだい)になってせいげんがなくなり、明治政府(めいじせいふ)は軍人(ぐんじん)のせいふくなどに洋服をとりいれたりして、洋風化をはかりました。
そして、いっぱんてきにも洋服を着る人がだんだんふえてきましたが、それでもしょくぎょうやねんれいなどによって着るものは大体決まっていました。
いっぱんに着るものは自分たちで作るもので、はたおりやさいほうなどは、むすめのよめ入りに欠(か)かせないぎじゅつでした。
明治時代(めいじじだい)までは、千葉県内の農村部でも、自分たちでめん(わた)をさいばいし、そめもの屋にたのんで、そめておったぬので作ったものを着ていました。
しかし、だんだんと化学せんいや化学せんりょう、洋服などがふきゅうし、にちじょう着として和服を着ることが少なくなりました。
また、着るものばかりでなく、はきものやかぶるもの、せおう道具なども変化(へんか)しました。
ここでは、ざいしつなどの変化(へんか)はありますが、げんざいまでつたわるわる和服をきっかけに、日常的(にちじょうてき)に使っていたころのくらしの様子を考えるようにします。