電力を使った照明がたくさん使われるようになって,人々の生活はどのように変(か)わっていったか考えてみよう。
発電所で電力を大量(たいりょう)に生産(せいさん)できるようになり,人々は生活の中で大量の電力を使うようになっていきました。
一般(いっぱん)の人々が直接(ちょくせつ)電気を使うようになったのは照明(しょうめい)でした。
電力を利用(りよう)した照明は1870年頃にできましたが,電流が強すぎて家庭(かてい)では使えませんでした。
1880年頃になるとフィラメントを使った
白熱電灯(はくねつでんとう)
がスワンやエジソンによって発明されました。それらは家庭用の照明としてたくさん使われるようになりました。エジソンはフィラメントに,京都の竹を使いました。
ジョセフ・スワン
Joseph Swan
(1828-1914)
スワン電球とエジソン電球
エジソン
エジソン電球(複製)