ところで,
大量に生産
された鉄を
使って,
どんなもの
がつくられた
のだろう?
鉄を大量に生産できるようになったけれど,どうやって加工するのだろう。昔日本では,刀をつくるときに金づちでトントンたたいていたのをテレビで見たけれど・・・。
18世紀の終わりにはコート(パドル法の発明者)が鉄の棒(ぼう)を溝(みぞ)のついたロールの間に何回も通して,だんだん細くする圧延法(あつえんほう)を発明しました。
その後1862年に圧延機(あつえんき)を何台も並(なら)べて,いっきょに鉄を薄(うす)く延(の)ばしたり,細くしたりできる方法が発明されました。
八幡製鉄所初期(しょき)の圧延機
八幡製鉄所
圧延の様子
1897(明治30)年,官営(かんえい)の製鉄所として福岡県八幡村(今の北九州市八幡東区)に近代的製鉄所である八幡製鉄所(やわたせいてつじょ)が設立(せつりつ)されました。
新日本製鐵(株)八幡製鐵所 http://www.yawata.nsc.co.jp/