令和7年度マリンサイエンスギャラリー
「うみ鳥っぷ2 [umi-Trip 2] ―海鳥と旅する食物連鎖の世界―」
令和7年12月13日(土)~令和8年5月10日(日)

海鳥は鯨類や人間と並んで海洋生態系の食物連鎖の頂点に位置する海洋生物です。本展示では、魚類・頭足類・プランクトンなどの幅広い食性を持ち、海洋生物でありながら陸上で繁殖・休息し、漁業等の人間活動とも密接に関わりながら生きる海鳥を通じて、1)海洋生物の多様性と生態系の複雑さ、2)海洋と陸上の生態系を結びつける海鳥の重要な役割、3)人間が海鳥を含む生態系に及ぼす影響などを紹介します。
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関連行事
・企画展示解説「うみ鳥っぷトーク」 [会期中の第2土曜日 各回14:30~15:00]
・講座「海鳥はグルメ?実証クッキング!」 [令和8年2月11日(水・祝)10:30~13:00]
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・観察会「銚子漁港でカモメに包囲されよう!」 [令和8年2月21日(土)10:00~14:00]
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・観察会「東京湾フェリーに乗って考える、海鳥の餌づけ」 [令和8年3月15日(日)10:00~12:00]
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巡回展示
・甑ミュージアム(薩摩川内市鹿島町藺牟田1457番地10)
期間:令和8年5月23日(土)~7月26日(日)
内容:海鳥に対する餌づけと海鳥を資源とした観光振興を中心とした内容のパネル展示
・うふあがり人と自然のミュージアム(沖縄県島尻郡北大東村字中野152-1)
期間:令和8年7月27日(月)~10月2日(金)
内容:国指定史跡「北大東島燐鉱山遺跡」を支えた海鳥の糞や死骸を中心とした内容のパネル展示
海鳥の写真募集中!
自慢の一枚で、あなたも「うみ鳥っぷ2」づくりに参加しませんか?
「海鳥を取り巻く食物連鎖」が感じられる写真をお寄せください。
募集期間:令和8年3月31日まで
宛 先:umi-trip@chiba-muse.or.jp (担当:研究員 平田和彦)
応募要件:「海鳥を取り巻く食物連鎖」が感じられる写真を募集します。ただし、野外で撮影されたものに限ります。海外のものも受け付けます。
- 例えば、次のような様子を捉えた写真を歓迎します。
1.海鳥が餌を食べている(餌の種類・場所は問わない)
例:〇漁船を追う海鳥の群れ
〇観光船で海鳥に餌づけ
〇内陸の田んぼで海鳥が餌を捕食
〇餌をくわえて繁殖地に帰ってきた海鳥
×何もくわえず繁殖地に帰ってきた海鳥
×防波堤に並ぶ海鳥の群れ
×ただ飛翔している海鳥
2.海鳥が食べられている(捕食者の種類は問わない)
例:〇天敵が海鳥を捕食
〇ウジの湧いた海鳥の死体
×ただ死んでいる海鳥の死体
×捕食者が海鳥の死体のそばを素通り
3.海鳥の糞・海鳥が糞をしている
例:〇排泄する瞬間を見た海鳥の糞
×落とし主を特定できない鳥の糞
4.海辺で鳥が海洋生物を食べている(鳥の種類は問わない)
例:〇海鳥ではない鳥が岸壁で魚を捕食
〇海鳥ではない鳥がフナムシを捕食
×海辺で海鳥ではない鳥が昆虫を捕食
×海岸林で海鳥ではない鳥が花の蜜を吸う - 本募集で想定する海鳥には、例えば次のような種類を含みます。
カモ科のうち海ガモ類・シギ科のうちヒレアシシギ類・カモメ科・トウゾクカモメ科・ウミスズメ科・ネッタイチョウ目・アビ目・ミズナギドリ目・カツオドリ目・ペリカン科など - 「海鳥を取り巻く食物連鎖」が感じられる写真かどうか判断に迷う場合には、事前にお問合せください。
応募方法:撮影者本人のみ応募できます。JPEGもしくはPNG形式で保存された1~5Mbの写真データをメール添付でお送りください。件名は「写真応募」とし、本文に「撮影者名(ニックネーム可)・撮影年月日・撮影地(市町村)・写真のエピソード・写っている生物の種類」をわかる範囲でお書きください。これらの情報は展示に利用する場合があります。
使用方法:撮影者名を明示のうえ、モニターにスライドショー形式で展示します。展示期間は全体の応募点数等に応じて主催者が決定します。主催者が不適と判断した写真は展示されません。応募写真は、本展示以外には使用しません。
そ の 他:写真の著作権は撮影者に帰属します。応募者への謝礼や特典のご用意はありません。ご不明な点は、宛先アドレスまでお問い合わせください。
