関東地方の太平洋沿岸で新種のノリを発見、 クロシオアマノリと命名 ~温暖化対策に向けてノリの育種素材として利用~

 当館の菊地 則雄 主任上席研究員が参加している共同研究グループは、千葉県を含む関東地方の太平洋沿岸に分布するノリが新種であることを確認し、和名をクロシオアマノリと名付けました。南方系の本種は今後、温暖化に適応した新たなノリの栽培種の育成に活用されることが期待されます。
 この研究結果は、本年5月6日に日本藻類学会誌「Phycological Research」のオンライン版で公開されました。

詳しくはこちら

千葉県産クロシオアマノリの標本