第１展示室「龍角寺古墳群と龍角寺」
新しい展示では、風土記の丘資料館の周辺に広がる国指定史跡「龍角寺古墳群・岩屋古墳」のガイダンス施設としての機能の充実を図りました。龍角寺古墳群中最大の前方後円墳浅間山古墳の実物大石室復元模型、全国最大の方墳岩屋古墳のジオラマ模型や3D動画などを用いて、視覚的に分かりやすい展示をしています。また、古墳群の周辺に存在する7世紀創建の古刹龍角寺や古代埴生郡衙関連遺跡出土資料などを展示し、遺跡の宝庫とも言えるこの地域の古墳時代から古代の歴史を紹介していきます。
回廊展示1「大地に刻まれた記憶」
1階第1展示室から階段を昇り、2階の第2展示室に向かう回廊部分では、房総半島の旧石器時代資料を展示しています。県指定有形文化財の四街道市池花南遺跡の環状石器群の出土遺物をはじめとして、主要な旧石器時代の石器群を見ることができます。
第２展示室「縄文時代から古代の生活と文化」
2階第2展示室では、縄文時代から古代までの人々の生活や文化に焦点を当てて、発掘された考古資料を用いて通史的に展示しています。縄文土器の変遷、弥生時代の再葬墓や環濠集落から出土した遺物、古墳時代の古墳や集落から出土した資料、奈良・平安時代の集落や墓から出土した資料などを展示しています。
回廊展示2「祈りの世界」
2階第3展示室前の回廊部分では、縄文時代から古代までの人々がまつりや儀式に用いた考古資料などを展示し、当時の人々の精神世界に迫ります。
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