普遍研究課題(地球誌系)
- 地形地質学的多様性に関する基礎研究
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普遍研究課題(地球誌系)研究テーマ1
研究タイトル 微小化石に基づく貝類化石の分類及び古生態の研究 研究代表者 伊左治鎭司 研究内容 白亜系の軟体動物化石(特に淡水生種、汽水生種)について、微小種を中心にその多様性を明らかにし、古生態や生息環境、古生物地理を議論する。 -
普遍研究課題(地球誌系)研究テーマ2
研究タイトル 日本産化石十脚甲殻類の分類と古生態 研究代表者 加藤久佳 研究内容 主として東日本産十脚甲殻類化石の分類学的な記載を進め、化石の産状、共産する化石など古生態学的な情報もあわせて検討する。 -
普遍研究課題(地球誌系)研究テーマ3
研究タイトル 日本列島及び関連する海外地域の花粉・環境誌 研究代表者 奥田昌明 研究内容 化石花粉から古気候を復元するための基礎資料として、千葉県を含む日本列島とその周辺から表層土壌を収集し、現生花粉群を洗い出してデータ化する。また、令和5年度に採択された科研費を用い、チバニアンの競合地となったイタリア2地点に渡航して、化石花粉を含んだ現地露頭を調査する。 -
普遍研究課題(地球誌系)研究テーマ4
研究タイトル 日本列島の最終氷期以降の植生変遷 研究代表者 西内李佳 研究内容 最終氷期(主に2~3万年前)から現在にかけての日本列島の植生変遷を、花粉や葉、種実の化石から明らかにする。 -
普遍研究課題(地球誌系)研究テーマ5
研究タイトル 化石種・現生種に見られるハクジラ類特有の左右非対称な内部形態の意義 研究代表者 丸山啓志 研究内容 ハクジラ類は脊椎動物の中でも珍しく左右非対称な内部形態(頭骨など)を有する。本研究では、幾何学的形態測定 学的手法を用い、その非対称性を定量化し、その要因(機能形態学的・系統的など)を統計学的手法から明らかにする。 -
普遍研究課題(地球誌系)研究テーマ6
研究タイトル 人新世の生物学 研究代表者 千葉友樹 研究内容 浅海域の堆積物(砂、泥、貝殻など)から、外来種の移入や人間活動が生態系に及ぼす影響を明らかにする。 -
普遍研究課題(地球誌系)研究テーマ7
研究タイトル 西南日本の古第三紀から新第三紀地質体発達史の解明 研究代表者 菊川照英 研究内容 南西諸島から房総半島にかけて分布する西南日本外帯の古第三紀から新第三紀の地質体に関して、その層序や年代、構造を明らかにし、その地域全体の形成過程や地史を復元する。 -
普遍研究課題(地球誌系)研究テーマ8
研究タイトル 小竹コレクションを用いた生痕化石の研究 研究代表者 菊川照英 研究内容 千葉大学名誉教授の小竹信宏氏により、日本列島各地から採取された生痕化石のコレクションを用いて、国内の浅海~深海における生痕相の特徴や変遷を把握する。 -
普遍研究課題(地球誌系)研究テーマ9
研究タイトル プレート収束帯の地形発達に関する研究 研究代表者 山中 蛍 研究内容 プレート収束運動に関連する地形発達の特徴やメカニズムを明らかにするため、日本列島を中心に、活断層の運動様式および広域変形の様式を変動地形学的手法によって調査する。