普遍研究課題(博物館誌系)
- 博物館の歴史および機能の充実・発展に関する基礎的研究
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普遍研究課題(博物館誌系)研究テーマ1
研究タイトル 展示や展示物のイメージに関する基礎的研究 研究代表者 丸山啓志 研究分担者 館外研究者 研究内容 来館者が展示や展示物に対して抱くイメージを知ることは、企画展や常設展更新を検討する上で有用である。また、 幅広い層の来館者の満足度を上げる工夫を考える指針となる。本研究では、(1)展示の第一印象とイメージの変遷に関する研究、(2)いろんな来館者にやさしい展示に関する研究、(3)“クジラ・イルカ”を例とした展示物に対する研究、(4)新型コロナウイルス感染症の影響に関する研究、以上4つの課題を基に多角的に取り組む。 -
普遍研究課題(博物館誌系)研究テーマ2
研究タイトル 来館の難しい人が博物館を楽しむための、チバニアンを用いた地域教育プログラム開発 研究代表者 丸山啓志 研究分担者 高橋一真・館外研究者 研究内容 これからの博物館の役割に社会や地域の課題への対応が望まれている。とりわけ、様々な要因によって来館の難しい人がおり、アクセス可能なプログラムを開発する必要がある。そこで、千葉県下で知名度が高い「チバニアン」というテーマで、アクセシビリティの高い地域学習プログラム開発に取り組む。 -
普遍研究課題(博物館誌系)研究テーマ3
研究タイトル 子どもの発達段階に応じて学ぶ「蜃気楼」の教育プログラムの開発と実践 研究代表者 大木淳一 研究内容 未就学児、小学生、中学生の各子どもの発達段階において、「蜃気楼」を教材として授業に取り上げながら、身近な自然現象へ興味を抱く教育プログラムを博学連携を通して開発し実践する。これにより地域の魅力を発見することで、子ども達の郷土愛を育み身近な自然への関心を誘う。 -
普遍研究課題(博物館誌系)研究テーマ4
研究タイトル 博物館の自由研究支援事業の効果に関する研究 研究代表者 水野大樹 研究内容 学校と博物館が連携した事業の一例である自由研究支援事業を対象として、学芸員による助言指導が児童・生徒の学びにどのような効果をもたらしているか明らかにする。 -
普遍研究課題(博物館誌系)研究テーマ5
研究タイトル 博物館と学校との博学連携による博物館学習の推進に関する研究 研究代表者 髙橋一真 研究分担者 石渡克彦 研究内容 先進的な博物館の学校教育対応と展示環境の調査を通して、博学連携による博物館学習及び学校教育に対応した博物館展示のあり方について研究する。博物館の学校利用の現状を分析し、実態に即した博物館学習と展示改善を推進する。 -
普遍研究課題(博物館誌系)研究テーマ6
研究タイトル 明治期から戦前にかけて収集された哺乳類標本の保管状況に関する研究 研究代表者 下稲葉さやか 研究内容 日本では、明治期に近代的動物学が欧米より取り入れられて以降、多くの標本が制作・蓄積されてきた。戦前に収集された哺乳類標本を中心に保管状況を調査し、それらの標本の収集・移管・損失の経緯を明らかにする。 -
普遍研究課題(博物館誌系)研究テーマ7
研究タイトル 大繁盛する博物館経営の研究 研究代表者 高橋 覚 研究内容 新型コロナウイルス感染症の流行などはじめとする様々な外的要因の悪化に対応するため、博物館・美術館は、忍耐強い経営を続けてきた。ようやく新型コロナウイルス感染症の脅威も一段落となり、これからは発展的経営を試みるまたとない時期が到来したと思われる。発展を加速するにはいかなる経営手法が求められるか様々な過去の失敗事例をもとに研究を行う。 -
普遍研究課題(博物館誌系)研究テーマ8
研究タイトル 千葉県近代博物館史に関する調査研究 研究代表者 幅 大 研究内容 昭和40年代の県立博物館整備開始以前の近代博物館について調査研究を行い、地域社会における博物館の役割について歴史的に考察する。 -
普遍研究課題(博物館誌系)研究テーマ9
研究タイトル 学校に保管されている自然誌標本の実態把握と活用方法開発に関する研究 研究代表者 斎木健一 研究内容 高等学校等に保管されている自然誌標本の保管状況を調査し、学校および博物館における、これらの標本の活用方法を検討する。