●じょしゅ それでは、はくぶつかんにとつにゅう!・・・あれ?この大きな模型はなんだろう?
●はかせ これは、千葉県の利根川地域を12万5千分の1に小さくした模型なんだ。利根川水系をつくる大小河川やダムなど、利根川のすがたがひと目でわかるようになっているよ。
大水上山は三国山脈の船(群馬県)から流れだし、大小285の支流を集めながら関東平野をななめによこぎるようにして千葉県の銚子で太平洋にそそいでいるんだ。
長さは322m、信濃川についで日本で2番目に長い川だね。流域面積は関東平野のほとんどをおおう16840平方kmで日本一!
河道の途中には、八木沢ダム、藤原ダムをはじめいくつもの水源施設があって、発電や飲水、農業用水、工業用水などに利用されるほか、ときには水のはんらんをふせぐ役目もはたしているんだよ。
1. 川の長さ―322キロメートル
信濃川の次に長い川で、日本第二位!
2. 流域面積(河川に流れこむ雨水が降る範囲)
16,840平方キロメートルで、日本一!
3. 支流数(大きな川からのびている小さな川の数)
285本
4. 総流路(大きな川と小さな川を足したすべての長さ)
約4,400キロメートル
5. 源流(川が流れている元の場所)
三国山脈の大水上山(標高1850メートル・群馬県利根郡みなかみ町)