開催にあたって
江戸時代に利根川が改修されて現在の流路となるまでは、霞ヶ浦や印旛沼、手賀沼が一続きの内海で「香取海(かとりのうみ)」と呼ばれていました。香取海は常陸国と下総国の境にあり、古くから海上交通を通じた独自の文化圏や経済圏が形成されました。鹿島神宮は香取海の北東岸の高台に鎮座し、香取神宮は香取海の南岸に位置し、ともに東国を代表する神として、信仰を集めてきました。
この展覧会では、利根川下流域の千葉県と茨城県の境である『ちばらき』を紹介することによって、古代からの歴史的変遷や後には江戸とのつながりの中で発展してきた私たちの生活について考えます。
開催日時 |
令和3年5月29日(土)~6月27日(日) 9:00~16:30 ※開催期間中は毎日開館しております。 |
会 場 |
千葉県立中央博物館大利根分館 第3展示室 |
入場料 |
一般300円 高校生・大学生150円(企画展料金) |
関連講座 |
令和3年5月29日(土)・6月12日(土) |
その他 |
開催期間中は隣接する水郷佐原あやめパークにて『あやめ祭り』開催中 |
香取神宮津宮浜鳥居 鹿島神宮一之鳥居