菱川師宣、歴代市川団十郎など千葉にゆかりある人物の作品と、千葉で発見された貴重な作品をご紹介します。
-員数:1枚 -時代:天保4(1833)年頃 -サイズ:187mm×252mm -作者:葛飾北斎
<解説>
甲州(甲斐国=現 山梨県)における「火振」という漁風景を描いたものです。漆黒の闇が覆う夜の川で、水面を松明の火で照らしながらおびき寄せられた魚を獲っています。火のゆらぎや水流の激しさの描写などに、北斎らしい臨場感あふれる技法を感じ取ることができます。
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