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上総、下総、安房の農家、文化財に指定されている、旧御子神家住宅、旧平野家住宅を御紹介します。
上総の農家
上総の農家
屋敷地の南に長屋門が位置しています。屋敷地南側には、畑が広がっています。屋根は茅葺きで、屋敷地を取り囲むように生垣が巡っています。
主屋
一部2階建ての主屋です。土間にはカマドが設置され、火を起こすことができます。土間に接する板の間には囲炉裏があります。
庭
主屋2階から見た庭です。
1階板の間
土間に隣接する板の間です。写真では、囲炉裏を囲むようにゴザが敷いてあります。
2階板の間
主屋2階の板の間です。梁までの高さは低く、大人が立って歩くことはできません。
主屋東側
主屋東側は、畳の間が2室あり、庭に面して廊下があります。
下総の農家
下総の農家
南及び東を畑に囲まれ、西及び北は林になっています。屋敷地は、南面に長屋門が配置され、周囲を低い生垣が巡っています。
板の間
主屋の土間に隣接して板の間があります。壁は板の化粧で、部屋の北西隅に床の間があります。
畳の間
主屋には畳の間が2間あります。写真は奥の間で、北側の壁に床の間と仏壇があります。
土間
土間にはカマドが設置してあります。
糸
下総の農家には、機織り小屋があり、機織りで使う草木染めの糸を干しています。
安房の農家
安房の農家
房総のむらの一番北側に位置する農家で、上総の農家、下総の農家と比較してこぢんまりした屋敷地となっています。主屋以外に、馬小屋、灰小屋があります。
安房の農家
安房の農家南側は、畑になっています。写真中央の白い部分は園路で、安房の農家をヌケに使うことができます。
畳の間
主屋には畳の間が2間あります。北側の壁には床の間があります。
板の間
西側の板の間から東側の板の間を見た写真です。囲炉裏は、東側板の間のほぼ中央にあります。
民家
旧御子神家住宅
重要文化財に指定されている農家の建物です。建物東側に土間、西側に座敷があります。
旧平野家住宅
県指定有形文化財に指定されている農家の建物です。旧御子神家住宅と同じく、東側に土間が、西側に座敷が配されています。
旧平野家住宅板の間
建物東側の土間から板の間を見たところです。床の光沢は、本物ならではの艶です。