平成10年度特別展「職の風景」の開催にあたって収集された、職人に関する作品をご紹介します。
-員数:1枚 -時代:江戸時代(17世紀) -サイズ:599mm×391mm -作者:-
<解説>
「職人尽絵屏風」(通称=喜多院本。川越喜多院(きたいん)蔵。重要文化財)に代表される職人歌合(うたあわせ)の図柄を踏襲(とうしゅう)したものです。桧物(ひもの)とは、ヒノキの薄皮を曲げて作った容器のこと。屋内の二人の人物のうち、左の鎗鉋(やりがんな)で板を薄く削っているのが親方、右の丸くした折板の上端を口にくわえ、ハサミを使って曲げているのが助職人(すけしょくにん)です。
サムネールをクリックすると、 各資料の詳細がご覧いただけます。