館蔵美術品紹介（絵画）
section01:Landscape & Event
千葉の風景・行事を描いた作品
銚子、笠森寺、成田山新勝寺、香取神宮などの千葉の名所や風景、行事を題材とした作品をご紹介します。
◆官幣大社香取神宮 神幸軍神祭御船游之図
（かんぺいたいしゃかとりじんぐう じんこうぐんしんさいごせんゆうのず）
-員数：3枚続
-時代：明治時代
-サイズ：374mm×253mm
-作者：-
＜解説＞
香取神宮の神幸祭は、12年に1度の午の年には「式年神幸祭」としてさらに盛大に行われます。行列により利根川河畔の津宮へと運ばれた神宮の神輿は御座船に乗せられ、香取とともに武神として有名な鹿島の神が待つ牛ヶ鼻に向かいます。
この錦絵は３枚続きで、中央に描かれた大きな船が御座船です。利根川の川面には多くの供船が浮かんでおり、勇壮で活気ある祭りの様子を今に伝えます。
