Landscape & Event

館蔵美術品紹介(絵画)

section01:Landscape & Event

千葉の風景・行事を描いた作品

銚子、笠森寺、成田山新勝寺、香取神宮などの千葉の名所や風景、行事を題材とした作品をご紹介します。

◆日本風景版畫 第四集 下総之部
(にほんふうけいはんが だいよんしゅう しもうさのぶ)

-員数:5枚
-時代:大正6(1917)年
-サイズ:252mm×182mm
-作者:石井柏亭

<解説>

石井柏亭(1882~1958)は東京府出身の洋画家、版画家。父石井鼎湖、祖父鈴木鵞湖はともに日本画家で、柏亭も幼いころから父に日本画を学びました。また印刷局で彫版の技術を学ぶ一方で水彩画を独習し、さらに浅井忠に師事してからは油彩画も学びました。長じては、祖父の出身地が豊富村(現 船橋市)であったこともあり、しばしば画材を求めて千葉県に足を運んでいます。

日本風景版畫 第四集 下総之部