酒を量り売りした店を調査し、それをもとに建てられています。 土蔵造りの建物で、外壁周囲の腰の部分はナマコ壁の装飾がされています。店先には酒屋の看板代わりにかけられていた、杉玉(酒林ともいう)が下げられています。これは新酒ができたことを知らせるものです。 店の中には一斗樽、四斗樽や升、徳利を洗うための半切桶などが置いてあります。また、帳台や帳場格子、銭箱などが置かれ、帳場の様子を再現しています。 ここではろうそく作り、果実酒造り、杉玉作りなどの実演や製作体験を行っています。階段は箱階段で、2階は展示室になっています。 → 「商家の町並み」一覧にもどる