鶴谷八幡宮例大祭

(やわたんまっち)

館山市八幡ほか
開催:9月中旬(敬老の日直前の土・日曜日)

安房国府の地に宇佐八幡を勧請したのが鶴谷(つるがや)八幡宮の創始と伝えられます。例大祭には周辺地域から10社の神輿が集まり、総社の祭りを偲ばせる「六所祭(ろくしょさい)」などが行われます。一般的には、長く「放生会(ほうじょうえ)」の名で親しまれ、大正時代中頃までは八幡海岸へのお浜出が祭礼のメインでした。

松澤熊野神社

 

先陣を切る安房神社

安房神社、続いて洲宮(すのみや)神社が境内に入ります。まず拝殿に神輿を掲げ、その後両社揃って「揉み・差し」を繰り返す豪快な神輿振りを見せます。後に続く神社も、2社一組で「揉み」や「差し」を披露します。

御仮屋の神輿

安房神社の神輿は境内の遥拝殿に、ほか9社の神輿は御仮屋に入ります。
翌日の還御まで、宮番が交代で神輿の見張りを務めます。

お船「神明丸」

館山市北条地区ではお船「神明(しんめい)丸」と山車4台が北条海岸にてお浜出の後、曳き廻しを行います。新明丸は、かつて安房・洲宮・下立松原(しもだてまつばら)神社の神輿を載せて汐入川を渡した故事に基づく船型の山車です。

お浜出

参加神社が還御に向かう時間に、八幡宮の神輿1基が海岸近くの御旅所へ赴き、放生会の神事を行っています。かつては、すべての神輿が波打ち際に並び、神事が終わると競って船に神輿を載せ、沖に漕ぎ出しました。

 

国土地理院発行の基盤地図情報を基に作成
国土地理院発行の基盤地図情報を基に作成