三ツ堀香取神社祭礼

(オオハラクチ・三ツ堀のどろ祭)

野田市三ツ堀
開催:4月第一日曜日
※平成元年(1989)を最後に休止中

三ツ堀の鎮守である香取神社の神輿が泥まみれになり、五穀豊穣と無病息災、地域の安泰を祈る祭りです。古くは旧暦三月初午に、大正期頃から4月3日に行われてきました。準備は若い衆と子供組が行い、神輿の担ぎ手には新婚の婿の参加が優先されました。

 

 

祝い膳の振舞い

神輿の出立(しゅったつ)に先出って、担ぎ手の若い衆は当番のヤドでご馳走を振舞われます。
オチツキ(赤飯)、お神酒(冷酒)、燗酒、本膳と進み、最後にオサメと称してオオモリ(高盛飯)が供されます。

ドロッパを引く子どもたち

子どもたちは椿の枝に泥をつけたドロッパを引いて、神輿が通る道や祭場となるハマ(池の周り)を清めます。またハマに入る者があるとドロッパで追い払うのも子供たちの役目でした。

出立を待つ若い衆

白装束で紺の頭巾をかぶり厚化粧をした若い衆は、肩を組み、跳ねたり大声を出して身体を温め気勢をあげます。拍子木による合図で神輿渡御が始まります。

泥まみれになる神輿

神池に神輿もろとも若い衆が飛び込みます。子どもたちが泥の塊を投げつけるなか、神輿を押して池を横切り、引き上げることが3回繰り返されます。

利根川で洗い清める

神輿は利根川に向かいます。注連縄をくぐり、川の流れで神輿も身体も洗い清めます。雨や風に見舞われることが多く、大荒れの天候が最良といわれるオオハラクチも、神社への還御で終了となります。

 

国土地理院発行の基盤地図情報を基に作成
国土地理院発行の基盤地図情報を基に作成